町議選の日程変更?…参院選で気をもむ江差町
update 2007/6/19 10:18
【江差】年金記録問題や国家公務員法改正案への対応をめぐり、通常国会の会期延長論が取りざたされる中、江差町では7月の参院選と町議選(7月24日告示・29日投開票)の投開票日が重複する可能性があるため、終盤国会の情勢に気をもんでいる。
国会は23日閉会予定の会期について延長論が急浮上。延長が5日間となれば、参院選の日程は当初予定の7月5日公示―22日投開票となるが、12日間となれば日程は1週間ずれ込み、同12日公示―29日投開票となる。
町選管は2日、参院選や姥神大神宮渡御祭(8月9―11日)の日程などを考慮し、町議選の日程を7月24日告示―29日投開票に決めたばかり。参院選が同22日投開票でも、同24日には町議選の告示が迫っており、町選管は選挙担当の職員を増員して臨む方針だった。
しかし、参院選と町議選の“ダブル選挙”となれば、両選挙では、転出入などの時期により選挙資格が異なるほか、期日前投票などの日程も重複。開票時にも、開票所の面積や従事する職員、集計機器類が不足する可能性があるという。町は「参院選は投票方式が複雑化しており開票には時間を要する。町議選と重なれば開票時刻が大幅に遅れる」と話し、国会情勢に神経をとがらせている。
また、桧山管内では参院選の日程を考慮し、観光イベントの日程を変更した町も。「元和台マリンフェスティバル」を7月22日から同29日に変更した乙部町でも動向を注視。参院選の投開票日がずれ込めば、日程の再変更も検討する考えだ。
提供 - 函館新聞社
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