白百合高・大谷さんが日本代表として「高校生のための国際科学学校」へ
update 2007/6/14 12:59
函館白百合学園高校の大谷奈津子さん(2年)が、7月にオーストラリアのシドニー大学で行われる「高校生のための国際科学学校」(同大物理学財団主催)に日本代表の奨学生として参加することが決まった。世界9カ国から約140人の高校生が集まり、約2週間にわたり科学についての講義を受け、交流も深める。大谷さんは「とにかく実験をたくさんやりたい」と楽しみにしている。
1962年から隔年で行われており、費用は主催者が負担して生徒を招待している。最新の科学知識に触れると同時に、他国の生徒の交流を深めることが目的。ことしは「エコサイエンス」をテーマに、7月1―14日の2週間、同大で開かれる。
大谷さんは各都道府県から1人に絞られる道代表として全国の審査に臨み、応募した24人から選ばれた8人の中に入った。事前選考のための英文での自己紹介文作成や、英語での口答試験のためには同校教諭陣の協力を得て、東京で行われた面接試験に臨んだ。
合格通知は4月に到着。大谷さんは「全国から8人の狭い門なので無理だと思っていた。信じられなかった」と喜びを語り、「ほかの学生と科学についての意見交換をたくさんしたい」と意気込んでいる。
担任の岡田美穂子教諭は大谷さんについて、「何にでも広く興味を持っているので、これを機会に新しい視点を切り開いてほしい」と期待している。
提供 - 函館新聞社
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