道南でもLED式信号機登場
update 2007/6/13 13:20
消費電力が少なく、視認性も高い発光ダイオード(LED)式の信号機が道南でも登場し始めた。道警函館方面本部管内(渡島・檜山と後志管内の一部)では56カ所(一部も含む)に達し、全体の約5%を超えた。同本部交通課の交通管制センターでは「事故防止や交通のバリアフリー化につながれば」と期待している。
赤、青、黄の各色につき電球1個が光るのが従来型。LED式は直径5_程度のLEDが、各色約200個敷き詰められている。
LED式は電球に比べ、消費電力が約6分の1と少なく、寿命も6―8年と長持ちするのが特徴。西日など強い日差しが当たっても反射が少なく見やすいため、事故防止にも役立つとみられる。
例えば、歩行者用信号の場合、電球式では青地の中に人形の形が白く光ったが、LED式では黒い背景の中に人形型が青く光る仕組み。視力の弱い高齢者にも見やすくなったと好評だという。
道南に設置されている約1200カ所の信号機のうち、函館市内では▽梁川町5付近の市道交差点▽中道2付近の道道(産業道路)と市道(東山墓園線)交差点▽若松町29付近の市道(八幡通と若松広路)交差点▽大手町16付近の市役所前交差点―の4カ所で、歩行者用信号灯も含めたすべての灯器がLED化されている。
同センターによると、1998年度に管内の交通量の多い交差点などで青矢印灯器をLED化したのを皮切りに、2004年度からは歩行者用にも徐々に導入しており、今後も普及が進みそうだ。
提供 - 函館新聞社
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