ハイカラ號号とらっくる号並走
update 2007/6/12 14:01
6月10日の「路面電車の日」を記念し、函館市電復元チンチン電車「函館ハイカラ號」と、4月にデビューした超低床電車「らっくる号」の2台が、撮影のため市内西部地区で並走した。路面電車ファンら約40人が集まり、製造年が1世紀ほど異なる新旧の電車が街に溶け込む姿をカメラに収めた。
市交通局が「路面電車の走る街・函館」をPRしようと企画。ダイヤの都合上、2台がすれ違う場面は少なく、「函館らしい場所での並走シーンを撮りたい」というファンの声にも応えた。通常ダイヤに影響しないよう始発の運行前に行われた。
午前6時半、十字街電停付近の地域交流まちづくりセンター前で2台が前後に並んだ。この後、末広町―大町電停間の基坂付近に移動。横に並んだり、歴史的建造物や新緑が美しい函館山、旧函館区公会堂を背に停車したりしてファンを喜ばせた。
最後に、青柳町―谷地頭電停間で撮影が行われた。訪れた市内の男性(34)は「大変良い企画。自分のホームページで写真を掲載し、函館の路面電車をPRしたい」と喜んでいた。市交通局は「想像以上に人が集まり、好評を得た。秋の鉄道の日(10月14日)にも企画を考えたい」と話していた。
提供 - 函館新聞社
ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。