渡島総合開発期成会、会長に海老沢北斗市長

update 2007/6/9 11:35

 渡島管内11市町の首長と議会議長で構成する渡島総合開発期成会の本年度定期総会が8日、函館市大森町のホテル函館ロイヤルで開かれた。北海道新幹線に関しては新青森―新函館間の早期開業と、札幌延伸の認可を継続して要望するとともに、高速道路や高規格道路などの早期整備も国や道などに粘り強く働きかけていくことを確認した。役員改選が行われ、会長には副会長だった海老沢順三北斗市長が就任した。

 総会には会員のほか、道南選出の国会議員や道議、渡島支庁、函館開発建設部の職員ら合わせて約40人が出席。各市町から挙げられた重点懸案事項を取りまとめた来年度の要望事項を原案通り決めた。

 国や道に対する来年度の要望事項をまとめた主要要望項目は(1)交通ネットワークの形成(2)農業の振興(3)林業の振興(4)水産業の振興(5)安全な地域づくり(6)生活環境の整備や環境に配慮した地域づくり(7)保健・医療・福祉の充実(8)創造性豊な人材の育成(9)歴史や文化を生かした地域づくり―など10点。

 新規要望は44事業で、函館市の「縄文文化交流センター整備推進事業(仮称)」や「介護保険制度の円滑な運営」、「国民健康保険財政の健全化」などを盛り込んだ。

 同期成会は21日に札幌市、同22日に東京都を訪れ、関係機関に要望する。

 会長以外の主な新役員は次の通り。

 ▽副会長=西尾正範函館市長、湊美喜夫森町長(渡島町村会会長)、阿部善一函館市議会議長、竹田實木古内町議会議長(渡島町村議会議長会会長)

提供 - 函館新聞社



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