日蓮宗伝統の荒行成就…法亀寺奉告式

update 2007/2/21 14:22

 【北斗】日蓮宗伝統の寒中百日の大荒行を成就した、日蓮宗法亀寺(北斗市向野19)の山本智雄住職(39)は20日、同寺で水行などを行い、仏祖三宝や鬼子母神に奉告式を行った。

 山本住職の大荒行は10年ぶり3回目。昨年11月1日から2月10日までの100日間、千葉県市川市の日c」宗大本山、中山法華経寺で行われた。毎日の睡眠は約3時間。食事は2回。午前3時から午後11時までの間に7回の水行で心身を清めるほかは、読経ざんまいという過酷さ。自らの体、精神を極限に追い込む行を積むことで、檀家や信徒を助ける力を得られる。

 同日は午前10時に北斗市役所大野分庁舎を歩いて出発。山本住職は共に修行を積んだ道内の僧侶11人のほか檀家約40人とともに、成満旗を掲げ、団扇(うちわ)太鼓をたたききながら約20分かけて同寺に到着した。

 檀家や市民約100人が見守る中、本堂前で水行を行い、大荒行成就を報告。伸びたひげを蓄えた顔つきは勇ましく、修行者としての風格を漂わせていた。

提供 - 函館新聞社



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