農作物の生育状況/各作物とも順調に推移

update 2007/6/6 12:55

 渡島、桧山両支庁は5日、1日現在の農作物の生育状況をまとめた。渡島・桧山ともに5月中旬は雨や曇りの日が多く日照時間が少なめだったが、下旬にかけては日照時間にも恵まれ、降水量も平年並みかやや多い状態で、各作物とも順調な生育を続けている。

 活着期に入った水稲は、渡島で1日早く、桧山は平年並み。このうち渡島は草丈が14・2センチで平年比105%、葉数が4・2枚で同105%、茎数が106・4本で同104%。桧山は草丈が13・6センチで同94%、葉数が3・8枚で同97%、茎数が100・8本で同99%。

 バレイショは、渡島は植え付け作業が順調に進み平年並み。桧山は断続的な降雨により植え付けが遅れ、路地栽培で平年から3日の遅れ。てん菜は渡島で3日早く、桧山は平年並みとなっている。

 渡島のリンゴ(つがる)は好天により開花、落花が進み、平年より3日早い。牧草(オーチャードグラス)は一番草が、渡島、桧山とも1日早い。サイレージ用トウモロコシは、渡島で出芽が1日遅れ、桧山は1日早い。

 桧山の秋まき小麦は止葉が3日早く経過。大豆はは種作業が降雨の影響で2日遅れで推移している。 

提供 - 函館新聞社



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