06年度分の確定申告状況、所得税納税者 前年比1・2%減
update 2007/6/5 12:50
函館、八雲、江差の道南3税務署は4日、2006年分の所得税などの確定申告状況を発表した。所得税の納税者数は、前年比1・2%減の2万6562人だった一方で、申告納税額は、定率減税額が20%から10%に引き下げられたことなどによる影響で、同2・4%増の49億1400万円となった。
確定申告者は同0・1%増の8万6932人、還付申告者は同0・6%減の4万6957人と、ともにほぼ前年並みで、所得金額は同3・1%減の1013億8600万円。所得税のうち、株式等の譲渡を除いた譲渡所得件数は同6・1%増の1818件、有所得件数は同4・7%増の993件、所得金額は同7・1%増の59億4100万円といずれも増加した。
消費税は、申告件数が同4・9%減の6755件、納税申告件数が同4・6%減の6664件、納税申告額が同2・5%減の18億2100万円と、いずれも減少。贈与税申告者915人(同0・4%増)のうち、納税者は同1・4%増の568人で、納税額は前年の約2・8倍に当たる2億7200万円に上った。
また、国税電子申告・納税システム「e―Tax(イータックス)」は、全申告者に対するシェア(占有率)こそ低いが大きく伸びた。所得税は1874件と前年の約19倍、消費税は527件と前年の約21倍に達した。
来年分については、ネット申告の未経験者を対象に「初回来署型電子申告」を設置する予定で、函館税務署は「e―Taxの利用率を目標の50%に近づけるよう、利便性の向上と周知に努めていきたい」と話している。
提供 - 函館新聞社
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