江差町円山地区 土砂災害警戒区域に指定
update 2007/6/5 12:48
【江差】函館土木現業所は5日、豪雨などにより土砂災害などの恐れがある江差町円山地区の一部を土砂災害防止法に基づく「土砂災害警戒区域」に指定した。指定区域内には民家や共同住宅など28棟がある。さらに9棟は危険度が大きいとして、住宅の移転勧告などの対象になる特別警戒区域の指定を受けた。
円山地区は住宅地の背後にがけや急斜面があり、これまでにも豪雨などで土砂流出などの被害があった。警戒区域に指定されたのは民家20棟と共同住宅8棟の合計28棟。土砂災害の発生に備えて避難誘導態勢の整備などを図る。
9棟が指定を受けた特別警戒区域では、宅地分譲や社会福祉施設の建設などが許可制となるほか、建築物の構造規制、既存住宅の移転勧告の対象となり、移転に要する資金確保に向けた融資などの支援策を講じることも可能になる。
函館土現管内では2005年度以降、せたな町、松前町、函館市の3カ所が警戒区域などの指定を受けた。今回の指定に伴い指定地域は全道で9市4町、合計58カ所に上る。
提供 - 函館新聞社
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