イカ漁の豊漁と安全願い祈願祭
update 2007/5/27 18:00
道南に初夏の訪れを告げるスルメイカ(マイカ)漁が解禁されるのを前に、函館市漁業協同組合の函館小型いか釣部会(佐藤豊次部会長)は26日、同市入舟町の函館漁協で大漁祈願祭を開いた。色とりどりの大漁旗を掲げた漁船が並び、漁業関係者や周辺住民ら大勢の人が訪れ、今季の豊漁と安全を祈った。
山上大神宮(同町)の宮司が神事を執り行い、漁協関係者や漁業者、渡島支庁、函館市職員らが、玉ぐしをささげた。神事の後、恒例のもちまきも行われ、訪れた子どもたちや市民が歓声を上げ、もちやお菓子などを拾い集めた。
水産総合研究センターが4月末に発表した日本海全体の、スルメイカ長期漁況予報によると、来遊量は全体では近年の平均並みで昨年をやや下回り、魚体も小型が多いと予測。
佐藤部会長は「昨年の津軽海峡での漁はあまり良くなかった。燃料も高く、経費に占める割合が高くなっている。船を出さないわけにもいかないので、近場で安定した漁ができれば」と話していた。
提供 - 函館新聞社
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