道新幹線建設促進道南地方期成会総会、建設財源確保に重点
update 2007/5/26 10:44
北海道新幹線建設促進道南地方期成会(会長・高野洋蔵函館商工会議所会頭)の本年度総会が25日、函館市内の函館国際ホテルで開かれた。本年度の要望項目として、新函館までの早期開業と札幌までの延伸実現に加え、建設財源の確保と財源措置の充実強化などに重点を置くことを決めた。
同期成会は渡島・檜山管内の全市町と関係団体で組織。総会には会員約40人のほか、来賓として道南地域の衆院議員や道議らも出席。高野会長は「地域の経済活性化のためにも一日も早い新青森―新函館間を開通させるとともに、道民の悲願である札幌までの延伸を、みなさんの協力で実現しよう」とあいさつした。
総会では前年度の事業報告として、「函館野外劇」公演において新幹線の舞台装置を用いて、観客に新函館開業をアピールした活動内容などを紹介。本年度もこれまで同様、積極的な要望活動を行うとともに、講演会やフォーラムを開催して地域の機運を高めていくことなどを決めた。
総会後は、建設主体である鉄道建設・運輸機構の市橋学北海道新幹線建設局長が現在の建設工事概況を報告。昨年1月に着工した渡島当別トンネルの進ちょく状況や、本年度中に長万部駅などの駅部調査が行われることなどを説明した。
提供 - 函館新聞社
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