未来大が北陸先端科学技術大学院大学と学術交流協定締結へ
update 2007/5/26 10:44
公立はこだて未来大学(中島秀之学長)は、北陸先端科学技術大学院大学(石川県、潮田資勝学長)と学術交流協定を結ぶ。29日に潮田学長ら同大学院大学5人が未来大を訪れ、調印式を行う。未来大にとってはチューリッヒ・アート・デザイン大(スイス)、ダルハウジー大(カナダ)、電気通信大、ユトレヒト大(オランダ)に続いて5校目の協定締結。
北陸先端科学技術大学院大は1990年、国立として初めて、研究科だけの大学院大学として開校。知識科学研究科、情報科学研究科、マテリアルサイエンス研究科など情報系3つの研究科があり、これまでに未来大の卒業生3人が進学している。
以前から親交のあった中島、潮田両学長が、互いの研究に参画し合う「人材交流」を目指し、昨年秋ごろから協定締結への準備を進めてきた。一つの大学では狭まりがちな視野を、大学院間の交流を通じて幅広い考え方や知識を身につけるのが狙い。
協定について未来大は「文化の交流を行うことで、大学全体、個人にも良い影響があるのでは」と期待する。
両大は共同研究、セミナーの実施、教職員や大学院生の交流、学術的資料や出版物などの交換、大学院への推薦・受け入れを行う予定。
交流事業の一環として、29日午後4時半から未来大で「大学間学術交流シンポジウム」を行う。学生、教員のほか一般の参加も可能。北陸先端大の二木(ふたつぎ)厚吉教授が「ソフトウェア工学と形式手法―ソフトウェアに強くなる―」をテーマに講演する。希望者は直接会場へ。
提供 - 函館新聞社
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