縦貫道・江差道期成会、高速交通網の早期整備を引き続き国や道に要望

update 2007/5/26 10:43

 北海道縦貫自動車道建設促進道南地方期成会と高規格幹線道路函館・江差自動車道早期建設促進期成会(ともに会長・西尾正範函館市長)の本年度総会が25日、函館市内の函館国際ホテルで開かれた。両総会とも前年度の事業経過報告や決算、本年度の予算などを承認。道路特定財源の見直しなど、厳しい社会情勢の中、高速交通網の早期整備に向け、引き続き国や道に要望活動を実施していくことを確認した。

 道縦貫道は昨年、八雲インターチェンジ(IC)まで供用を開始。総会では、東日本高速道路(NEXCO)の山嵜勝志函館工事事務所長が、2010年度までに八雲―落部IC間16キロ、12年度までに落部―大沼IC間の30キロの開通を目指し、用地買収などを進めている現況を報告。大沼―七飯IC間は、函館開発建設部(開建)が新直轄方式で整備する。

 西尾会長は「大沼―八雲間の確実な供用と七飯―大沼間の早期整備に向け、全力で取り組んでいく」とあいさつ。函館開建の福井孝部長は「道路特定財源の議論や予算も厳しい状況だが、しっかり確保して整備を進めたい」と述べた。

 一方、函館・江差自動車道期成会で西尾会長は「国道228号の渋滞が緩和されるなど、整備効果が表れている」と述べた。現在、上磯―富川IC間の開通を目指し、茂辺地高架橋などの工事が進められている。

 進ちょく状況について函館開建の福本淳次長は「富川ICの出口部分の工事が、JRの線路の下をくぐるため2年はかかる。本線は茂辺地まで並行して進んでいる。まずは、富川までだが、(茂辺地までは)間髪入れず開通させたい」と見通しを語った。

 両期成会には、それぞれ道や国の機関からの来賓、渡島・桧山管内の17市町長、関係者ら約40人が出席した。

提供 - 函館新聞社



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