初動態勢を確認…道警函本など駒ケ岳噴火想定し訓練
update 2007/5/25 10:30
道警函館方面本部と函館中央、森両署は24日、同本部や森、七飯、鹿部各町で駒ケ岳噴火災害初動体制確立訓練を行った。駒ケ岳が小噴火したとの想定で、周辺道路の交通規制や避難住民への対応、被害状況の調査・確認など、担当部隊ごとに人員を配置。人命救助と被害の食い止めを最優先した初動体制を確認した。
関係機関との連携体制を高めるため、函館開発建設部、函館土木現業所、森町も初めて参加。約300人と道警本部航空隊のヘリコプター、函館西署の警備艇「おしま」が配備された。七飯町大沼、森町などの主要18地点に実際に人員と車両を配置した。
道警函本内の災害警備本部には、札幌管区気象台の臨時火山情報などの情報が続々と寄せられ、警備、地域など各班の担当者が浦谷博美本部長に報告。交通班は、地図を基に山ろくの国道の通行止めやう回路の確保などを伝えた。
終了後は浦谷本部長が講評。「約1時間後に初動部隊の配置を完了し、災害警備に必要な体制が確立された。関係機関と密接に連携した活動を目指し、職員一人一人が危機管理意識を醸成し、迅速な体制確立を徹底してほしい」と話した。
提供 - 函館新聞社
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