北斗市の資材置き場から1100万円相当の鋼鉄製パイプなど盗まれる

update 2007/5/23 13:39

 【北斗】北斗市添山にある、掘削会社(北斗市東前)の資材置き場から、掘削作業用の鋼鉄製パイプなど約230本が盗まれていたことが22日、函館中央署の調べで分かった。盗まれた管の総重量は約50トンに達し、被害金額は約1100万円に上るとみられる。現場の状況などから、同署は金属を狙った組織的な犯行とみて、盗みの疑いで調べている。

 同署によると、盗まれたのは長さ約6メートル、重さ約100―300キロ、直径15センチで、先端の形状などが異なる円柱型のパイプ194本と、パイプ同士をつなぐジョイント40本。いずれも野積みされていた。

 社員が最後に確認した5月1日午前11時半ごろから、同9日午後1時半ごろまでの間に盗まれたとみられる。大型連休で休業した後の同日午後に気づいた社員が同署に届け出た。

 資材置き場は国道228号沿いの北斗郵便局から北西方向に約2・5キロの市道沿い。敷地は幅約30メートル、奥行き約180メートル。出入り口に柵などはなく、通常は無人。周辺は畑に囲まれ、民家や人通りは少ない。

 現場には4トントラックとみられる車両のタイヤ跡も発見された。同署は、転売目的で、クレーン付きのトラックなどで大量のパイプを運び出した可能性もあるとみて調べている。

提供 - 函館新聞社



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