「チャイルドラインはこだて」電話の受け手養成講座

update 2007/5/20 17:01

 子どもの悩みを電話相談で受け付けるなどの活動を展開する「チャイルドラインはこだて」(小林恵美子代表)は19日、函館市地域交流まちづくりセンター(末広町4)で電話の受け手養成講座「こころの時代」を開いた。函館渡辺病院の三上昭廣院長を講師に招き、悩みを抱える子どもへの対応法を学んだ。

 講座は、電話で子どもの心が理解できる受け手を養成しようと開かれ、約40人が参加。小林代表は「助けを求めている子どもはたくさんいる。私たちが、子どもから教えてもらうことの方が多い」とあいさつした。

 三上院長は「こころの時代」と題して講演。「子どもは本来、ストレスを抱えないはずだが、生活が豊かになって人間関係が希薄化し、社会性が未熟なため、孤立する人が増えた。悩みや寂しさ、悔しさなど、嫌な気分を自分のものとして受け止め、辛抱強く抱える姿勢は子どもや大人にも大切」と説いた。

 次回の公開講座は、6月2日午後2時から同センターでNPO法人(特定非営利活動法人)ウィメンズネット・マサカーネ理事(室蘭市在住)のグドール・ジョイさんを講師に迎えて開催する。参加費は800円(学生は600円)。問い合わせは小林代表TEL0138・40・0084。

提供 - 函館新聞社



前のページにもどる   ニュースをもっと読む



ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。

ページ先頭へ

e-HAKODATE .com
e-HAKODATEは、函館市道南の地域情報や函館地図、旅行観光情報、検索エンジンなど、函館道南のための地域ポータルサイトです