農作物生育状況、渡島・桧山とも順調に推移
update 2007/5/19 13:06
渡島、桧山両支庁は18日、15日現在の農作物生育状況を発表した。4月の気温は平年よりやや低めだったが、5月に入ってから高めに推移。降水量は4月下旬から少なめだが大きな影響はなく、各作物とも順調な生育を見せている。
水稲は5月に入ってからの好天で、両管内とも苗の生育は平年並み。このうち渡島は草丈が11・2センチと平年比117%、葉数が2・8枚と同108%で、移植時期はやや早まる見込み。桧山は草丈が9・0センチで同94%、葉数が2・7枚で同96%で、こちらは平年並みに移植が行われそうだ。
バレイショは渡島、桧山とも植付作業がほぼ終了。渡島では早出し栽培で萌芽が始まっている所もある。桧山では露地栽培で、5月上旬の降雨により一部で作業の遅れが見られる。てん菜は渡島、桧山とも移植作業が平年並みに終了。草丈がやや短いものの、葉数が多く、順調に生育している。
渡島のリンゴ(つがる)は平年並み。牧草(オーチャードグラス)は一番草が、平年より渡島で2日、桧山で1日早い。サイレージ用トウモロコシは現在、は種作業が行われており、渡島で3日、桧山で2日早く進んでいる。
提供 - 函館新聞社
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