DIGネット函館「セーフティプログラム」スタート
update 2007/5/18 14:53
函館市内・近郊に住む人の防災意識の向上を目指す「DIG(ディグ)ネットワーク函館」(河瀬亨哉代表、会員12人)は17日、全4回の「函館セーフティプログラム」をスタートさせた。函館市中央図書館で第1回が行われ、20人が参加した。
同プログラムは市民一人一人に災害時の対応を身につけ「もしも」の時、自ら行動できるように企画。来年2月まで、消防士や看護士、教員などさまざまな職業のDIGファシリター(指導者)が、AED(自動体外式除細動器)を使った救命方法や応急処置のほか、搬送法などを指導する。
DIG(災害図上訓練)では、道路や避難場所などを地図に書き込みながら、災害時の迅速な対応を話し合う。この日は参加者が4グループに分かれ、震度5の地震が1分間続いたと想定し、DIGを実践。「地震が起こった直後の行動」「1時間後の行動」「避難場所へ持っていく物」などについて意見を交わした後、主要道路、避難場所、病院を地図に書き込んで避難経路を確認した。
市内高校に勤務する女性養護教諭(49)は「日ごろ意識しない点を確認できて満足。災害時に使えるよう蘇(そ)生法や搬送方法をしっかり身につけたい」と話していた。
プログラムは次の通り。
▽初期消火・防災(8月23日)▽AED・救命法(11月15日)▽搬送法・病院選び(08年2月21日)で1回だけの参加も可能。前日まで電話で申し込む。問い合わせ・申し込みは道国際交流センター(池田さん)TEL0138・22・0770。
提供 - 函館新聞社
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