夜を徹して交通安全 函館中央署が北斗市で取り締まり

update 2007/5/17 12:08

 【北斗】函館中央署が丸1日、交通安全の啓発、取り締まりを行う「安心街道228〜24H・セーフティアップ作戦」が16日、北斗市の国道228号沿いで始まった。17日午前10時までの24時間、警察官、地域の関係者延べ約470人が、国道沿いの市内各所で街頭指導や大型検問などを実施し、“夜通し”で地域の交通安全を目指す。

 20日までの「春の全国交通安全運動」に合わせ、北斗市の協力を得て実施。署単独での24時間の取り組みは全道で初めてという。同市を東西に走る同国道で、夕方には通学生向けに自転車指導、夜間には大型検問やスピード取り締まりなど、時間帯に合った内容で目を光らせている。

 同市役所前で行われた出動式では、道警のマスコット「ほくとくん」の着ぐるみに、市名にちなみ「一日啓発隊長」に委嘱された。参加者を代表して木村一彦さん(市町会連合会交通部長)が安全宣言し、高橋道夫署長が激励した。

 合図の後、白バイ4台を含む警察車両15台が市役所前から一斉に出動し、警戒、取り締まりをスタート。参加者は国道沿いの北斗消防署前に並び、交通安全旗を示す「旗の波作戦」を展開。蛍光色の旗でドライバーに安全運転をアピールした。

提供 - 函館新聞社



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