江差署管内、青色回転灯装備車両20台に
update 2007/5/15 13:46
【江差】江差署(芳賀政男署長)管内では、住民らが青色回転灯を装備した車両で、犯罪や交通事故に目を光らせる「自主防犯パトロール隊」の登録車両が従来の8台から20台に増強された。道警函館方面本部管内全体でも、青色灯装備車両は2005年の制度発足から3年間で総勢204台に拡大。同署は「警察とパトロール隊がタッグを組んで明るいまちづくりに取り組みたい」と期待を寄せている。
14日に同署で行われた出動式で芳賀署長は「地域では人間関係の希薄化が進み犯罪や事故の増加に結び付いている。パトロール隊の活動の輪が広がり定着しつつあることは極めて意義深い」と激励。新たに登録された同隊のメンバーにパトロール実施者証を手渡した。
続いて芳賀署長、林政信・江差地区防犯協会長らが、駐車場に勢ぞろいした車両を視察。青色灯を点灯させて街頭に出動する車両を拍手で見送った。
青色灯を装備した一般車両による防犯パトロールは04年12月、道路運送車両法の保安基準が緩和されたことで実現。江差町など同署管内5町では05年10月、町役場、町内会、ボランティア団体など6団体・8台の車両が登録された。
本年度は新たに江差町町内会連合会、上ノ国町防犯協会が同隊を結成。江差6台、上ノ国5台、乙部町教委の公用車1台が参加して合計12台が新規登録され20台となった。
提供 - 函館新聞社
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