スタテンダム入港、いか踊りで見送り

update 2007/5/8 11:18

 アメリカの客船運航会社「ホーランド・アメリカ・ライン社」の豪華客船「スタテンダム」(オランダ船籍、5万5451トン)が7日午前7時、函館港に入港し、港町ふ頭に接岸した。同8時からの歓迎セレモニーで西尾正範市長は「短い滞在時間ですが存分に楽しんで」とあいさつ。ミスはこだての笠井絵美さんと函館遺愛女子高校の生徒4人から、フランス・コンセン船長らに花束や記念品が贈られた。

 スタテンダムの母港ははオランダ・ロッテルダムにある。全長は220メートル、全幅は30・8メートルで、船体は白と濃紺のツートンカラー。全長は、郵船クルーズの「飛鳥II」(5万142トン)より約20メートル短いが、総トン数は5000トン以上上回り、函館入港の船舶では過去最大となった。

 歓迎セレモニーでは、乗客、乗員約1500人を代表してコンセン船長が「素晴らしい歓迎に感謝します。美しい函館を訪れることができてうれしい。刺し身やすしを楽しみにしています」と陽気にあいさつ。乗客らは早速バスに乗り込み、同市内・近郊の観光地に向かった。

 また、同日午後4時半からは、遺愛高生徒や市民有志約400人が参加して恒例の「いか踊り」で見送り。乗客は船内デッキで手拍子したり、一緒に踊ったりする姿が見られた。

 同船は同5時、返礼の汽笛を鳴らしながら函館港を後にし、ロシア・ペトロパブロフスク・カムチャツキー港に向かった。

提供 - 函館新聞社



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