大沼に観光シーズン…駒ケ岳と湖水の安全祈願
update 2007/4/30 16:18
【七飯大沼の観光シーズン幕開けを告げる駒ケ岳・大沼湖水安全祈願祭が29日、湖上や湖畔沿いの駒ケ岳神社で開かれた。地域住民と近隣市町から約150人が参加し、大沼の水上安全と駒ケ岳の沈静を願った。大沼観光協会、山川草木を育てる集い大沼本部、自然公園財団大沼支部の主催。
本来は大沼観光のシーズン到来と駒ケ岳の山開きをする行事だが、駒ケ岳の火山活動の活発化で入山規制されているため、1998年以降、安全祈願祭として行っている。
参加者は遊覧船に乗って駒ケ岳神社に移動。途中、湖上で神事による湖水開きが行われ、関係者が鍵形のプレートを湖面に投げ込み、大沼を“開錠”した。
神社での安全祈願祭では大沼観光協会の堀元会長や中宮安一七飯町長らが玉ぐしをささげ、今年1年の大沼、駒ケ岳の安全を祈った。
あいさつで堀会長は「(安全確保に)十分知識のある人のサポートを得て観光協会として駒ケ岳の体験登山会を実施したい」と述べた。
終了後、参加者は大沼湖畔道路のごみを拾いを行い、環境美化に努めた。
提供 - 函館新聞社
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