白乙女の豆腐など人気

update 2007/4/27 09:50

 【乙部】乙部町で生産が始まった大粒大豆・大莢白乙女(おおざやしろおとめ)を原料とする豆腐などの販売が24、25の両日、食品スーパー「乙部フードセンターブンテン」(打越冨貴夫社長、館浦490の1)で行われた。20パックを用意したもめん豆腐、大揚げ、小揚げは初日で完売。150個を用意した納豆も25日夕には大半が売れる人気だった。

 同店はことし2月、町内の小中学校で白乙女を使った納豆が給食のメニューに加わったと同時に納豆を試験販売。大粒で味わい深い納豆が消費者に大好評だったことから、製造元の納豆メーカー・だるま食品本舗(函館市)と話し合い、納豆が再び給食に登場する24日に合わせ、納豆、もめん豆腐、寄せ豆腐、大揚げ、小揚げの5商品を店頭に並べた。

 同店の能代仁・副店長は「地元産の大豆を利用しているため、価格は割高でも売れ行きは好調だった。今後も給食に合わせて定期的に納豆や豆腐を販売したい」と話している。

 1センチ近い大粒で高品質を誇る白乙女の生産は、町が進める「大豆プロジェクト」の一環として昨年度から生産を開始。約3トンの生産があった。町は納豆や豆腐などの原料として需要先の開拓を模索しており、地元での販売継続に期待感を寄せている。

提供 - 函館新聞社



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