函館中島小で遠隔授業/テレビ電話で東京、神戸の小学校と交流
update 2007/2/18 13:42
函館中島小学校(森武由美子校長、児童201人)で16日、海を越えた3校による交流遠隔授業が行われた。函館、東京、神戸の3小学校をテレビ電話でつなぎ、学校紹介や天気の様子などを発表しながら、交流を深めた。中島小の4年生28人と、町田本町田東小(東京都)の4・5年生、神戸井吹西小(兵庫県)の4年生が参加した。
同授業は、町田市教育委員会などが進める学校教育情報ネットワーク事業の一環で、他地域の文化などを情報通信技術(テレビ電話)を用いて学ぶのが目的。データ通信事業のNTTデータ関西(大阪府)が協力した。
3会場の様子がスクリーンに映写機で映し出されると、児童は手を振り、大きな声でマイクに向かってあいさつ。
中島小児童は「函館では給食にスルメやイカ飯がでます。みなさんの給食の名物メニューは何ですか?」と質問。神戸の児童が「タコ飯が出ます。明石名物のおいしいタコです」と答え、3会場から大きな笑い声が起こった。
「雪は多いですか」と東京から中島小に質問があり、児童は「函館では少ないですが、札幌はいっぱい積もってるようです」と答え、地元の暖冬ぶりを伝えた。また“いか踊り”を元気に披露し、函館をPRした。
中島小の森裕行君(10)は「いろいろな話が聞けて勉強になりました」、佐々木麻衣さん(10)は「とても楽しかったので、また、この授業を受けたい」とそれぞれ目を輝かせていた。
提供 - 函館新聞社
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