函館市女性会議総会、共同参画推進へ努力

update 2007/4/26 16:46

 函館市女性会議(富樫絹子会長)の2007年度総会が25日、市民会館小ホールで開かれた。本年度の活動目標として▽女性の自主性を高め、男女共同参画社会実現の推進に努める▽組織の充実と他団体との連携に努める―などを決め、会員団体が連携しながらまちづくり活動を進めていく方針を確認した。

 同会議は女性の地位向上などを目的に1986年に発足。市内の9女性団体で組織し、昨年度は函館日ノ浜女性会、どうなん「学び」サポートセンター椴法華支部、函館の環境を考える会の3団体が入会した。

 富樫会長が「構成団体の会員のレベルが高く、連帯より個を大事にする傾向が見られるが、個は連帯してこそ輝く。各種事業を連帯して進め、女性市民のレベルアップに結び付けたい」とあいさつした。

 昨年度の事業報告と決算報告を承認し、本年度の活動目標や事業計画、予算を承認した。富樫会長(市国内研修生交流会)以外の役員が交代し、副会長に三上哲子さん(函館家庭生活カウンセラークラブ)と渡辺鯉子さん(市民生児童委員連合会)が就任した。

 総会後、1日にオープンした市地域交流まちづくりセンター(末広町4)の丸藤競センター長が講演。市民活動や情報発信の拠点である同センターの概要や機能を説明し、利用を呼び掛けた。

提供 - 函館新聞社



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