函館市営熱帯植物園 27日新装オープン
update 2007/4/25 10:22
温室の鉄骨改修のため昨年9月から休業していた函館市営熱帯植物園(湯川町3)が27日正午、リニューアルオープンする。温室内に展望台を整備したほか、芝生を張った前庭には、温泉を利用した足湯やぬくもりベンチを設置。約300種3000本の熱帯植物が楽しめる。
同植物園は、湯の川温泉観光資源強化の一環として、温泉熱を利用したガラス張りの温室を設け、1970年7月に開園。今回の改修は、オープン以来初の大規模リニューアルで、鉄骨部分の老朽化による耐震強度不足を解消。植物の配置替えや刷新を図った。
温室内の通路は、ウッドチップを敷き詰めた。新たに植えた植物はまだ高さが低いものが多く、すっきりとした印象を受けるが、数年内には大きく成長し、雰囲気も変わる見込み。また、中央部分には高さ2・5bの展望台を設置。温室内を一望できるほか、ガラス越しに見える砂浜が南国のビーチを思わせ、津軽海峡を見渡せる。
イベント広場として使用していたスペースにはウッドデッキを配置し、展示などに利用できる。屋外では、大人が10人ほど座れる足湯や、温泉熱を利用したぬくもりベンチ、四季折々の植物が楽しめる花壇を整備した。100匹以上のニホンザルが愛らしい姿を見せるサル山も健在だ。
オープン当日は無料で開放。28、29両日には、指定管理者のNPO法人(特定非営利活動法人)函館エコロジークラブ主催の記念イベントも開かれる。
通常の開園時間は午前9時半から午後6時まで。入場は一般305円、小中学生100円。
問い合わせは温泉課TEL0138・57・0905。
提供 - 函館新聞社
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