花時計運転開始

update 2007/4/21 16:34

 20日は二十四節気の一つ「穀雨」。穀物の成長をはぐくむ雨を意味し、田畑に新芽が出始めるころとされる。函館市民会館前庭では、カラフルな花壇にある花時計が本年度の運転を開始。近くにある噴水も運転を再開した。冬の間静寂に包まれていた周辺は活気づき、訪れた利用者は春の訪れを実感していた。

 運転開始のセレモニーには、近くの深堀保育園(嶋田英司園長)の園児21人が参加。園児代表が花時計の運転スイッチを押すと秒針が動き、園児たちは「動いた」と歓声を上げた。引き続き、近くでこいのぼりを揚げたり、噴水の運転開始を見物。「また見に来ようね」などと話しながら笑顔を振りまいていた。

 花時計の花壇は、直径6・9メートル。現在は赤、青、黄、白のパンジー約800株が植えられ、夏にはベゴニアなどが、秋には葉ボタンが植えられる。噴水は直径20b。ともに10月下旬から11月中旬まで運転される。

提供 - 函館新聞社



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