道教育大附属養護学校「特別支援学校」へ名称変更
update 2007/4/20 12:45
本年度からすべての学校で特別支援教育を実施することが盛り込まれた学校教育法の一部改正に伴い、道教育大附属養護学校は、道教育大附属特別支援学校(松木貴司校長、児童・生徒59人)に校名を変更した。改称は1日付で、改正に伴う校名変更は渡島管内では初めて。同校は「従来の知的障害・自閉症教育の専門性を高めながら、一人一人のニーズに応じ、地域に開かれた学校を目指したい」と決意を新たにしている。
道内唯一の独立行政法人の特別支援学校。校名変更を視野に、昨年度から「個に応じた教育」「現在の教育的ニーズに応える」など特別支援教育の考え方を授業に積極的に取り入れるなどの準備を進めてきた。この結果、道教育大(本部・札幌)は3月末までに校名変更を認可。同校にとっては1973年の開校以来、初めて校名が変わる。
校名変更に合わせ、学校目標も改正。「人とかかわり合いながら、自分の良さを発見し拡(ひろ)げ、地域で生きる児童生徒を育成する」とし、児童・生徒の生活の充実や地域との連携や理解が深まることを強く願った。
同校は「人的配置や物的環境などの問題もあり、今すぐすべての障害に対応する『総合特別支援学校』となるのは難しい。実践を重ね、最終的にたどり着く流れの始まりになれば」と話している。
提供 - 函館新聞社
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