町長、町議選告示/厚沢部、今金で一騎打ち
update 2007/4/18 12:15
統一地方選の最終ラウンドとなる町長・町議選が17日、告示された。道南では3町の町長と10町の議会議員が任期満了となり、このうち厚沢部、今金の2町で町長選、七飯、森など9町で議員選に突入した。厚沢部、今金の町長選はいずれも現職と新人の一騎打ち。乙部町長選は無所属の現職、寺島光一郎氏(63)以外の立候補がなく、無投票での7選が決まった。町議選は10町136議席に、合わせて160人が立候補。奥尻では定数と同じ立候補者となり、現職10人が無投票当選を決めた。投開票は、15日に告示されている函館市長・市議、北斗市議選と同じ22日に行われる。
乙部町長選の無投票は、寺島氏が2選を果たした1988年以来6期連続。
厚沢部町長選は前回に続き、4期目を目指す無所属の現職、澤田孝一氏(73)と、無所属の新人で厚沢部町元助役の渋谷正己氏(63)が立候補。前回は澤田氏が138票差で競り勝っており、今回も再び激しい火花を散らしそうだ。今金町長選は2期目を目指す無所属の現職、外崎秀人氏(57)に、無所属の新人で元町議の湯浅秀夫氏(66)が挑む。
町議選は渡島管内が木古内、七飯、森、長万部の4町で行われる。立候補者は木古内13人(定数12)、七飯23人(同18)、森25人(同22)、長万部13人(同12)。
このうち森は在任特例が終了し、森・砂原合併後初の選挙。定数は旧町時代から10減となり、森地区と砂原地区の議員が選挙区なしで争う。定数6減となった七飯は、現職18人と新人5人が18の議席を競う。
桧山管内では上ノ国15人(同12)、厚沢部15人(同12)、乙部11人(同10)、今金13人(同12)、せたな22人(同16)が立候補。定数を12から10に減らした奥尻町では、現職11人が立候補の意向を示していたが、1人が出馬を取りやめ、町議選では道南唯一の無投票当選となった。同町議選の無投票は91年以来16年ぶり。
提供 - 函館新聞社
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