みちのく銀行 指静脈で本人確認 認証機能のATM導入開始
update 2007/2/17 14:03
みちのく銀行(青森)は16日、本支店に備え付けのATM(現金自動預払機)の一部に、キャッシュカードの偽造・盗難防止のため、登録した契約者の手の指の静脈情報を読み取って本人と確認する「指静脈生体認証機能」を導入した。
振り込め詐欺やスキミングなどの事件が多発する中、同行では2004年9月から、セキュリティー強化のため、ATMでの暗証番号変更や限度額の引き下げなどができる対策に着手。06年5月には従来の磁器カードを進化させ、記録した個人情報の偽造や不正な読み取りが困難なICチップを埋め込んだ、ICキャッシュカードとクレジット一体型カードを発行した。
今回導入した機能を利用するには、同行のICキャッシュカードとその口座の届け印、身分証明書を持参し、取扱支店の窓口であらかじめ2本の指の生体情報を専用機械で読み込み、登録することが必要となる。生体情報の登録料は無料で、5年後の更新時に手数料1050円がかかる。
同機能を備えたATMの設置と生体情報の登録は、渡島・檜山管内にある同行7店のうち、函館、亀田、柏木町、美原の4支店で対応。同行は「今後はさらなる顧客保護のため、取扱店やATMの数を増やしていきたい」と話している。
なお、管内に本支店を置く金融機関では、みずほ銀行が昨年10月、函館支店と杉並町出張所の計3台に同機能を導入している。
提供 - 函館新聞社
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