きょう桧山3町で町長選告示
update 2007/4/17 11:32
統一地方選後半戦は17日、町長・町議選が告示される。道南では市町村合併などの影響で、町長選は桧山管内の厚沢部、乙部、今金の3町のみ。厚沢部、今金両町は現職と新人が一騎打ち、乙部町は無投票当選となる公算が大きい。いずれも投開票は22日。
厚沢部町では4選を目指す現職の澤田孝一氏(73)と、前回選挙で138票差で破れた渋田正己氏(63)が再び激突する。
澤田氏は健全財政を背景に、近隣町と共同運営している給食センターの単独化、新町市街地線の整備継続、地区集会施設の改築とともに、北海道新幹線開業に向けた国道227号の改良促進などを掲げる。
渋田氏は、相次ぐ建設事業に伴う起債(借金)の増加が町財政の悪化をもたらすと指摘。新町市街地線整備の在り方にも疑問を示すなど対決姿勢を明確化。公共事業の見直し、町政の刷新と世代交代を訴える。
乙部町では、7選を目指す現職の寺島光一郎氏(62)以外に出馬の動きはなく、無投票当選が濃厚。
今金町では2選を目指す現職の外崎秀人氏(57)と、新人の湯浅秀人氏(66)の一騎打ち。外崎氏は、「今金ブランド」の確立や商品開発、1次産業の担い手育成などを掲げる。湯浅氏は1983年以来2度目の出馬。町長給与の50%削減、農産物や薬草を生かした新産業創造や食品産業の誘致などを打ち出している。
桧山管内では、江差町を除く6町で町議選が行われる。16日現在、上ノ国町(定数12)15人、厚沢部町(同12)15人、乙部町(同10)11人、今金町(同12)13人が立候補の予定。合併で在任特例を適用したせたな町(同16)では22人が挑む。11人が出馬予定だった奥尻町(同10)は1人が取りやめ無投票の公算が大きい。乙部町も候補が減る可能性がある。
町長・町議選を行う桧山管内6町では、22日午後7時半―9時に開票が始まり、同10時―10時半前後に終了する。候補者数が多いせたな町でも同11時半ごろに結果が判明する。
渡島管内では木古内、七飯、森、長万部の4町で町議選が告示される。
提供 - 函館新聞社
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