「湯の川オンパク」74プログラム 大盛況で幕

update 2007/4/16 12:45

 湯の川温泉街を主な会場に繰り広げられてきた参加型イベント「第2回はこだて湯の川温泉泊覧会(はこだて湯の川オンパク)」(実行委主催)が15日、最終日を迎えた。実行委によると、16日間の開催期間中の参加者は、概算で2786人を記録。前回実績の1951人を大きく上回り、大盛況のうちに幕を閉じた。

 今回のテーマは「おいしいお出かけ」で、プログラム数は前回比20増の74。予約開始日となった3月10日の時点で、定員は3441人を想定していたが、満席になるプログラムが出たことから、開催回数や定員の増加を図り、最終的な定員は3627人に達した。

 人気を集めたプログラムの一つが、湯の川商店街の店舗の食べ歩きを楽しむ「湯の川ぶらり・つまみぐいめぐり(ゆのぶら)」。1枚300円のチケット10つづりを約400冊用意し約300冊が売れたとみられる。

 最終日のプログラムのうち、湯元啄木亭(函館市湯川町)では、音楽とデザートを満喫する「女声アカペラ&スナッフルス」を実施。女声コーラスグループ「アンサンブル モジェ」と、バイオリニストの天野裕子さんが、春らしい曲を中心に披露し、参加者に優雅なひとときを提供した。

 また、湯の川観光ホテル(同町)では、前回も好評だった「湯の川温泉卓球大会」を開催。58人が参加し、卓球経験者には、サングラスの着用やスリッパをラケットに代用するなどのハンディが課せられ、和気あいあいとした雰囲気の中にも、浴衣を乱しながらの熱戦が続いた。

 実行委の刈田眞司委員長は「受け入れる側のホテル・旅館だけでなく、商店街、ツアーでの訪問先が一生懸命に取り組んでくれた。各施設や店舗の利用客増や知名度アップにつながるなど、前回より確実に広がりを見せ、大成功と言える」と話した。次回は今秋予定されていて、「地元の人から要望の高い少人数制や値ごろ感を念頭に置きながら、観光客増につながるようなプログラムづくりに努めていきたい」と意欲を見せていた。

提供 - 函館新聞社



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