「観光情報学研」を選出…国交省のまちナビ

update 2007/4/13 12:31

 道南観光の調査・研究などを進めるグループ「はこだて観光情報学研究会」(松原仁主査)が、観光客に対する情報提供の高度化を図る、国土交通省の支援事業「まちめぐりナビプロジェクト(まちナビ)」に選ばれた。今秋に開催予定の「第3回はこだて湯の川オンパク」に向け、携帯電話による予約をはじめ、アンケートの集約や観光情報の提供など、一連のシステム構築を目指す。

 「まちナビ」は、昨年度から始まった事業。本年度は全国から62件の応募があり、選ばれた31件のうち、道内では函館が唯一採択された。同研究会への助成金は1000万円。

 これまで「はこだて湯の川オンパク」での予約は、電話やパソコンで対応してきたが、来函した観光客が携帯電話で空き状況を確認して予約できるようにする。画面上では、参加後に満足度や感想などのアンケートを選択または入力して送信してもらうことで、情報として集積する。

 また、プログラムを決める上で参考にしてもらうよう、第2回オンパクのプログラム風景を映し出す、デジタル携帯音楽プレーヤー「iPod(アイポッド)」の貸し出しも宿泊先で応じる。このほか、集積したアンケートの情報を基に、年代や要望に合ったプログラムの提案もする。

 同研究会幹事の鈴木恵二公立はこだて未来大教授は「携帯電話や提供する情報などをうまく連動させることで、新たなプログラムの創出や顧客満足度の向上に活用してもらえれば」と話している。

提供 - 函館新聞社



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