函館の水道水「おいしい」76%…市民アンケート
update 2007/4/11 12:13
函館市は、市の水道水に対する満足度に関するアンケート結果をまとめた。水道水を「おいしいと思う」「まあまあおいしいと思う」が76%、水道水の安全性について「安心できる」「どちらかというと安心できる」も76・2%と、4人に3人が「おいしくて安全」と評価していることが分かった。
市民生活に密着した問題について、毎年テーマを変えてアンケートを実施している。住民基本台帳から無作為に抽出した2000人にアンケートを郵送し、40・1%に当たる802人が回答した。
水道水について「どちらかといえばおいしくない」は4・5%、「おいしくない」は2・5%で少数。この回答者に理由を選択(重複回答)で聞いたところ、一番多かったのが「塩素のにおいがするから」の53・6%、次いで「くせがあるから」が37・5%だった。
安全性に関しては「どちらかというと不安」が3・9%、「不安」が1・1%で、全体の5・0%が何らかの不安を持っていることが分かった。理由については「水源の汚れが気になるから」が57・5%、「塩素のにおいがするから」が42・5%、「いやな味がするから」が35・0%と続いた。
「安心」「どちらかというと安心」と答えた76・2%の理由では、「色やにごりがないから」が68・4%、「いやな味がしないから」が64・2%、「いやなにおいがしないから」が62・7%と続いた。「水質検査が行われているから」との理由も34・5%あった。
節水については「まめにしている」が20・9%、「多少しながら使っている」が55・4%で、合計76・3%。年代が上がるほど意識が浸透している傾向も分かった。節水を心がける理由については「水は限りある資源で大切に使わなければならないから」が72・7%、「水道料金が高くなるから」が58・3%だった。
水道について今後、特に力を入れてほしいことは「安心できる水の提供」が75・4%、「水源の水質確保」が65・6%、「地震など災害に強い水道」が61・8%、「おいしい水の供給」が53・5%などだった。
市水道局は「策定中の市総合計画と整合性を図り、今後策定する水道事業の長期計画にアンケート結果を反映させたい」と話している。
提供 - 函館新聞社
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