森で岡田、冨原氏集票…道議選の得票分析
update 2007/4/10 10:23
8日投開票された道議選で、渡島・桧山両支庁区は、候補が地盤に加えどの地域で集票したかが、当落を分けるポイントとなった。候補が立たなかった森町は草刈り場となり、岡田俊之氏(民主)が2835票、冨原亮氏(無所属)が2809票を集め、勝利を固めた。
渡島支庁区でトップ当選した岡田氏は、地盤の八雲で全投票数の70%を超える7601票を獲得。長万部、森を加えた北部3町の合計だけで1万2393票を集め、さらに新人2候補の地盤である七飯でも3000票近く獲得したことが大勝を呼び込んだ。
川村正氏(自民)は、票田の七飯でこそ苦戦したが、地盤の松前を中心に渡島東部4町で9000票近く集票。岡田氏の地盤である八雲、長万部でも2位の得票で手堅く勝利した。
新人の冨原氏は、後援会長を務めた水嶋清前七飯町長の強力な支援を背景に、七飯で7017票と他候補を圧倒。森でも岡田氏に次ぐ票を集め、地元を中心に確実に固めたことで勝利を呼び込んだ。
新人で前七飯町幹部の石田広紀氏(自民)は、七飯で冨原氏に2000票以上の差をつけられたことが大きく響いた。
2氏の一騎打ちとなった桧山支庁区では、福原賢孝氏(無所属)が江差、上ノ国、佐々木俊司氏(自民)が厚沢部、乙部と、地盤や支持層が厚い地域を抑えたが、今金、せたなの北部地域を制した福原氏に軍配が上がった。
提供 - 函館新聞社
ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。