「バスロケーションシステム」利用好調
update 2007/4/8 10:18
先月20日から始まった、函館市内を巡る路線バスの運行情報を検索できるサービス「バスロケーションシステム」の利用状況が、好調な滑り出しを見せている。システムを運用する函館バス(寺坂伊佐夫社長)によると、携帯電話とパソコンでの利用件数は、進学する学生・生徒による利用増が見込めることから、今月中旬には10万件の大台に乗りそうだ。
同サービスは、同社が利用客へのサービス向上を目指し、市などからの補助金を含む総事業費約2億4000万円を投じて導入。携帯電話では、乗・降車の停留所を入力、もしくは50音で検索することで、バスの出発時間と到着予定時刻を把握できる。また、パソコンでは時刻表だけでなく、市内約80カ所の公共・観光施設の情報を入手できる。
システム稼働初日の利用件数は、1万542件。翌21日に7054件だった以降は、1日あたり2000―5000件で推移してきた。「手軽さが受け入れられた」(同社)と思われる携帯電話は、全体の71・3%を占め、一部の年配者はパソコンから印刷した時刻表を手に乗降しているという。
また、同社には利用者から「停留所での待ち時間が短縮されて、大変助かっている」「旅行プランを組み立てるために、有効に活用したい」などの意見が寄せられている。同社は「新年度を迎え、高校・大学も始まることから、さらに利用度が高まりそう」と、導入から1カ月足らずでの10万件達成に期待している。
パソコンの場合のアドレスは、http://
提供 - 函館新聞社
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