15日に「頑張る地方応援懇談会」菅総務相と会談
update 2007/4/7 11:25
【北斗、乙部】総務省は6日、菅義偉総務相と独自の地域活性化プロジェクトに取り組んでいる市町村長が意見を交わす「頑張る地方応援懇談会in北海道」を15日に北斗市で開催すると発表した。懇談会の一環として菅総務相は同日、農漁業振興や地方でのソフトウエア技術者養成などの先進的な取り組みを進める乙部町を視察する。。
懇談会は北斗市総合文化センターかなでーるで開催。本道の市町村長を代表して海老沢順三北斗市長、寺島光一郎乙部町長ら10市町長が菅総務相と懇談する。政府が本年度からスタートした、独自の地域活性化策に取り組む市町村に地方交付税を上乗せ配分する「頑張る地方応援プログラム」について意見交換する。
続いて菅総務相は乙部町へ。都市で失われた自然や町民の人情などを基盤に、技術・人格ともに優れたソフトウエア技術者を養成する「IT(情報技術)人材育成プロジェクト」の研修施設や、町外から誘致したウニ加工会社、檜山管内のスケトウダラ漁の中心地で、ボタンエビ漁が最盛期を迎えている乙部漁港を訪れ、研修生や漁業関係者と意見を交わす。
同懇談会はことし1月、寺島乙部町長が全国の市町村を代表し、安倍晋三首相や菅総務相と首相官邸で会談して、町の取り組みを報告したことを契機に道南での開催が実現。全国ではこれまでに23県で開催している。
政府が本年度、同プログラムに充てる地方交付税は2700億円規模。地域活性化に向けた独自施策や行財政改革、産業振興、子育て支援などで成果を挙げた市町村に配分する。
提供 - 函館新聞社
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