縄文文化交流センター 早期整備求める声…南茅部地域審議会

update 2007/4/5 10:50

 函館市と合併した旧4町村地域の意見を聞く地域審議会がこのほど、戸井、恵山、椴法華、南茅部の4支所で開かれた。市地域振興室が、新年度の4地域にかかわる事業計画を説明。南茅部では委員から、著保内野遺跡出土の中空土偶が国宝に指定されたことを受け、同土偶を核に出土品などを展示・公開する縄文文化交流センターの早期建設を求める声があった。

 国宝指定を受け井上博司市長は、早ければ2009年度にも縄文関連の資料展示や体験学習、調査研究の拠点となる同センターを整備する考えを示している。生涯学習を目的とした施設だが、広域観光にも役割を果たすことが期待されている。このほか「ひろめ舟まつり」の継続開催を求める意見があった。

 同室によると、このほかの各地域の要望は、戸井が消防団分団の倉庫などへの水道施設設置と、ガゴメの増産対策の推進、恵山は福祉センターの給湯設備の充実、椴法華は椴法華港の水産物荷さばき施設への天蓋(てんがい)整備などがあった。

 市は次回7月の同審議会で、要望に対する取り組みや市の考え方などを説明する。

提供 - 函館新聞社



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