函館地裁オリジナルイメージキャラクター作成 「ほーふくん」裁判員制度PR
update 2007/4/2 13:18
2009年5月までに始まる「裁判員制度」を広くPRしようと、函館地裁(矢村宏所長)は同地裁職員が考案、命名したオリジナルキャラクター「ほーふくん」を作成、同地裁正面前にイラスト入り看板を設置した。地裁独自のキャラクターは全国的にはあるが、「道内の地裁では初めてではないか」(総務課)。図案は数パターン用意し、今後も市民向け講座などで活用し、同制度の広報に一役買ってもらうことにしている。
生みの親は同地裁刑事部事務官の赤塚あいさん(25)。刑事部では月1回、庁内向けの広報紙「裁判員制度ニュース」を発行。「キャラクターがあれば親しみを持ってもらえる」と考えたという。名前は庁内から募り、総務課人事係長の野村州啓さん(34)が採用された。
「ほーふくん」は裁判員にちなみ「サイ」のキャラクターで、名前は裁判官のシンボル・法服と「豊富」な知識にちなんだ。制度周知を目的に看板設置を計画していたことから、早速、市民向けのお披露目として「ほーふくん」を取り入れた。
看板は縦1・2メートル、横2・4メートル、脚を入れた高さは1・9メートル。正面を向いた「ほーふくん」と「裁判員制度」の文字を大きくあしらった。全身や逆立ち姿などのデザインもあり、同地裁では、今後もチラシやパンフレットなどに載せてPRする。
「かわいらしく、愛されるキャラクターになった」と赤塚さん。「子どもからお年寄りまでが、裁判員制度に興味を持つきっかけになれば」と話している。函館地検でも、函館特産のイカをかたどったキャラクター「はっぴー」を登場させており、同地裁はキャラクター同士“相乗効果”にも期待している。
提供 - 函館新聞社
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