函館競輪場で戸井マグロの解体ショー
update 2008/9/1 11:47
函館市金堀町10の函館競輪場で31日、道内外の市場で高値で取引されている「戸井マグロ」の解体ショーと即売会が開かれた。会場には多くの市民らが詰め掛け、地域を代表するブランド魚にまで成長したマグロが、手際よくさばかれていく様子をじっと見守っていた。
函館ナイター競輪の来場者向けイベントとして実施。戸井漁協の森祐組合長は「前浜では現在、マグロ漁の最盛期を迎え、出荷先の全国各地で一番高い競り値がついている。一度賞味して、戸井マグロの味を知ってほしい」とあいさつした。
解体ショーに登場したのは、津軽海峡で1週間ほど前に水揚げされた約80キロの本マグロ。船上で活締めにしたものを5、6度の低温冷蔵で熟成させたことで食べごろを迎えており、長い包丁でさばかれてあらわになっていく赤みを帯びた身に、見物客からは歓声とため息がこぼれた。
解体後には、戸井マグロ3本約220キロ分を赤身やトロなどの部位ごとに切り分けて即売会が行われ、地元ではめったに手に入らない高級品を求めて、幾重もの人だかりができていた。
提供 - 函館新聞社
ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。