マグロ解体に興味津々 園児が親子で水産市場見学
update 2008/8/29 15:14
子どもたちに魚に親しんでもらおうと、函館市水産物地方卸売市場(同市豊川町)で28日、幼稚園児の水産市場見学会が開かれた。園児らは間近で見る水揚げされたばかりの活魚や、威勢の良い競りの様子に興味津々の様子で、早朝の市場内に元気な声を響かせた。
魚離れが進む子どもたちに魚介類の知識や流通の仕組みを学んでもらおうと、函館水産物商業協同組合(藤原厚理事長)が園児らを対象に初めて企画。この日は市内のききょう幼稚園(西桔梗町218)の園児とその保護者約60人が参加した。
午前6時半に水産市場を訪れた園児らは、威勢の良い掛け声で競り落とされたクロマグロや旬を迎えた道東産のサンマ、箱詰めされたロシア産の毛ガニなどを見学。150`以上あるマグロが目の前で解体されると、園児らは「大きい」「すごい」と歓声を上げ、見入っていた。
この後、園児らは水槽に入ったイカやタコの感触を手で触って確かめ、見学後には焼きサンマやマグロの刺身、ホッケのすり身汁などの朝ご飯も堪能した。初めて訪れた佐久間駿汰君(6)は「タコの吸盤がくっついて気持ち良かった。また来たい」と場内を熱心に見て回っていた。
提供 - 函館新聞社
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