国際民俗芸術祭が閉幕
update 2008/8/25 12:44
函館市内で開かれていた「はこだて国際民俗芸術祭2008」(組織委主催)が24日、5日間の日程を終え、市民会館大ホールで開催された特別公演で閉幕した。最終日は、同祭に参加した7団体が集結し、自国の海の日没と夜明けを舞踊や音楽で表現した。
特別公演は、函館を拠点に世界各地で活動するバンド「ひのき屋」(ソガ直人代表)の演奏で幕開け。篠(しの)笛や太鼓の音色に歌を交え、楽しげなリズムで会場を盛り上げた。同祭を企画した1人のソガ代表が「フェスティバルは絶対続けた方がいいと確信した。明日から来年の準備をすぐ始めるので応援をよろしく」と観客に訴えると大きな拍手が沸き起こった。
続いて、台湾の「布農(ブヌン)文教基金会」は原住民族「布農」に伝わるアワの豊年祈願で歌われる8部合唱を披露。ブルガリアのフォークダンスアンサンブル「ソフィア・シックス」は、華やかな衣装に身を包んだ男女が伝統楽器に合わせ、軽快なステップを踏んだ。
友人と来場した函館市内の自営業藤田道代さんは「それぞれの民族性が体で表現されているように感じた」と感激していた。
提供 - 函館新聞社
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