はこだて国際民俗芸術祭、ニウエの伝統舞踊体験
update 2008/8/19 14:16
函館市内で20日に開幕する「はこだて国際民俗芸術祭2008」(組織委主催)に先立ち、関連企画「ホンモノ体験!世界の民俗芸術ワークショップ」が18日、函館市地域交流まちづくりセンター(末広町4)で始まった。初回はニュージーランド自治領のニウエの男性ダンスグループ「タウ・フアタ・ニウエ」のメンバー12人が講師を務め、親子ら約50人が勇ましい伝統舞踊を体験した。
ニウエは太平洋上に浮かぶサンゴ礁の島。メンバーは黒い炭で顔を塗り、麻の衣装に身を包んで登場した。島の伝統的な動作にアレンジを加えた「戦い」や「求愛」のダンスを披露し、参加者も見よう見まねで一緒に踊りを楽しんだ。迫力のある姿に当初は泣き出す子供もいたが、徐々に慣れると、笑顔でメンバーと触れ合っていた。
母千織さん、弟の隼希ちゃん(4)と一緒に参加した函館日吉小2年の岩谷晃宏君(7)は「すごく楽しかった」と興奮した様子。ニウエのセネ・ファラコア代表(38)は「子供たちが積極的で良かった。ステージでは熱気を伝え、多くの人に楽しんでもらいたい」と話していた。
同芸術祭はフリーステージ(無料、午後6時―同8時45分)が20―23日に元町公園(元町12)、フィナーレ公演(前売り1000円、午後5時半)が24日に函館市民会館(湯川町1)で行われる。問い合わせはヒトココチTEL0138・51・5727。
提供 - 函館新聞社
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