福島で夏の成人式
update 2008/8/14 10:50
【福島】福島町福島の福島大神宮(常磐井武典宮司)で13日夕、成人祭(実行委主催)が行われた。町内の新成人の男性27人、女性27人が出席し、神事を通じて責任ある社会人としての自覚を新たにした。
福島町の成人式は正月ではなく、帰省する若者が増えるお盆の時期に開催。成人祭は50年以上続く伝統行事で、地域を挙げて若者の門出を祝う。
新成人代表の函館臨床福祉専門学校2年の花田美樹(よしき)さん(20)と福島郵便局の山本志穂美さん(19)が元服の衣装で参加。常磐井宮司が新成人の一人一人の名前を読み上げ、花田さんに烏帽子(えぼし)、山本さんにはかんざしを飾り付けた。
出席者は神殿に玉ぐしをささげ、常磐井宮司が「皆さんを育ててくれた両親や家族に感謝の気持ちを持って社会で頑張ってほしい。これからの人生には困難があるかもしれないが、必ず楽しい素晴らしいときもある。力強く生きてほしい」と祝いのメッセージを伝えた。
函館市から駆け付けた接客業の菊池弥生さん(19)は「友だちの元気な姿を見られて良かった。大人の仲間入りをして、気持ちが引き締まった」と話していた。14日午前10時からは福島町福祉センターで町主催の成人式が行われる。
提供 - 函館新聞社
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