フェリーターミナル「恋人の聖地」記念モニュメント除幕式
update 2008/8/13 13:35
鐘を鳴らして二人の愛を誓いませんか―。今春、道内5カ所目の「恋人の聖地」に認定された東日本フェリー函館ターミナル(函館市港町3)で12日、「聖地」認定記念のモニュメントの除幕式が開かれた。「聖地」選定委員のブライダルデザイナー桂由美さんも特別ゲストとして招かれ、ロマンチックな雰囲気を醸し出す新スポットの誕生を祝った。
「恋人の聖地」は静岡市のNPO法人「地域活性化支援センター」がプロポーズにふさわしい観光施設などを選定するもので、7月末現在、全国で64カ所が選ばれている。函館港の眺望のほか、青函を「結ぶ」という縁起の良さが評価された同ターミナルと、同社の高速船「ナッチャンRera(レラ)」は4月に道南で初めて認定を受けた。
モニュメントは高速船と同じアルミ合金製で、高さと幅が約3メートル、奥行き約2・2メートルのハート型のデザイン。中央部に鐘を設置し、真ちゅう製の認定プレート(縦28センチ、横40センチ)も一緒に取り付けられた。式典では、桂さんや東日本フェリーの古閑信二社長、同NPO法人の鈴木由紀子理事らが白幕を引き、集まった市民や関係者にお披露目された。
同社の古閑社長は「多くの恋人が愛を語らい、ここからいくつものカップルが誕生してほしい」とあいさつ。桂さんは「これを契機に、津軽海峡が冬景色から明るい希望が持てるイメージに変わり、日本のモデルケースとなるような聖地に育ててほしい」と祝辞を述べた。式典後には、桂さんらのトークショーも開かれ、今後、来訪者への恋人証明書の発行や船上結婚式の開催など、「聖地」を生かした新たな構想も明らかにされた。
提供 -
ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。