はこだて賛歌でメタボ予防だ!フィットネスインストラクター・原崎さんが振り付け

update 2008/8/8 19:05

 函館市の広報番組やごみ収集車から流れる音楽として、市民におなじみの「はこだて賛歌」に振り付けをした健康体操が完成した。メタボリックシンドローム(内蔵脂肪症候群)予防の動きなども取り入れた振り付けを考案したのは、フィットネススタジオジョイ(五稜郭町22)を主宰するフィットネスインストラクター原崎千鶴子さん(51)。監督を務める函館短大エアロビクス部のメンバーとともに10日、クイーンズ・ポートはこだて前広場(若松町12付近)で開かれるチャリティーバザー「Love&peace」で初披露する。

 チャリティーバザーは、NPO法人全国精神障がい者地域生活支援センター(能登正勝理事長)が地域との交流を目的に主催。原崎さんが指導する函館短大エアロビクス部がステージ発表するため、振り付けを考えた。

 高齢者の健康教室などで歌謡曲に振り付けをした体操を指導している原崎さんは、「会場にいる人も一緒に参加できるステージにしたい」と考え、「はこだて賛歌」を選曲したという。メタボの予防や改善に必要な「脂肪燃焼運動」と「筋力トレーニング」の動きを取り入れた。

 3番まで振り付けし、歌詞の「いのちかけたい海の街」に合わせてイカ、「しみじみわかる詩の街」では石川pケ木像をまねるなど、ユニークなポーズを盛り込んだ。原崎さんは「気軽に続けられるので、ぜひ大声で歌いながら体を動かし、健康づくりに役立てて」と話している。

 チャリティーバザーは午前10時から、同部の発表は午後1時20分から行われる予定。

 はこだて賛歌 1973年の函館市と旧亀田市の合併を記念し、開局20周年事業でHBCテレビが制作。公募で選ばれた前川和吉さんが作詞、広瀬量平さんが作曲した。版権は市に譲渡され、現在まで普及推進に向け、市のイベントや広報活動などで使用されている。

提供 - 函館新聞社



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