新幹線新駅前の区画整理で北斗市へ職員2人派遣…函館市
update 2007/3/30 14:11
函館市は4月から、土地区画整理のノウハウを持つ職員2人を北斗市に派遣する。北海道新幹線新函館駅が設置される北斗市で、駅前の区画整理事業に対応できる職員がいないことから、海老沢順三市長が函館市の井上博司市長に要請し、井上市長が快諾した。
北斗市は、現JR渡島大野駅に建設される新函館駅の駅前約14ヘクタールの区画整理を計画している。計画期間は開業前の2014年度までを予定。市新幹線対策課によると、道路や公園、駅前広場、宅地などを整備する計画で、派遣職員2人を含め、同課の7人体制で事業を進める。
要請を受け、函館市は都市建設部の課長職1人と係長職1人の派遣を決めた。地方自治法の職員派遣の規定に基づき、派遣職員の給料や手当などは北斗市が負担する。期間は2年間を予定しており、4月1日に両市で協定を交わす。
函館市の協力について海老沢市長は、先に函館市内で開かれた公明党副代表らに対する新幹線建設促進に関する要望で、「地域が連携して新幹線に対応したまちづくりを進めていきたい」と語り、井上市長にも謝辞を述べた。
提供 - 函館新聞社
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