市民奮闘 帆張った!…帆船「あこがれ」一般公開
update 2008/7/28 16:17
榎本武揚の没後100周年を記念して函館港西ふ頭に入港している大阪市所有の帆船「あこがれ」(久下剛也船長)で27日、帆を張るセイルドリルと船内の一般公開が行われた。セイルドリルは見学に来ていた市民も参加、青空の下、いっぱいに張られた帆が風をはらんだ。
「あこがれ」は全長52・16メートル、幅8・6メートル、362トンで、3本ある最も高いマストは甲板上から約30メートルある。最初に乗組員がマストに登り帆をほどき、次に市民らが甲板上で2つの班に分かれてロープを引き帆を開いた。見物していた人は久下船長の解説に聞き入り作業を見守り、約30分後、最後にトギャランと呼ばれる「あこがれ」のシンボルマークが描かれている帆が広がり完成すると、拍手を送っていた。ロープを引いた参加者は「引っ張っても戻されるようで重たかった」と話していた。
帆は45分後に閉じられ、午後からは船内の見物が行われた。参加者はブリッジやギャレーと呼ばれる厨房などの施設に見入っていた。「あこがれ」は29日から日帰りなどの体験航海(有料)が行われ、8月1日に江差港に向け出港する。体験航海の申し込みはホームページから。 http://
提供 - 函館新聞社
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