高田屋嘉兵衛まつり開幕、淡路島の特産品フェアなど

update 2008/7/27 21:05

 函館の発展と北方開拓に大きく貢献した江戸時代の豪商・高田屋嘉兵衛の功績を伝え、地域の活性化と北方領土の返還要求世論を高める「第33回函館高田屋嘉兵衛まつり」(実行委主催)が26日、函館市内で始まった。初日は同市宝来町の嘉兵衛像の前で顕彰・慰霊式、同市末広町の市地域交流まちづくりセンターで嘉兵衛の古里、兵庫県淡路島の特産品フェアなどが行われた。

 高田屋嘉兵衛は、1769(明和6)年、現在の同県洲本市五色町で生まれた。96(寛政8)年、28歳のときに箱館に来航、99(同11)年、国後島と択捉島間に安全な航路を開き、翌年、択捉島に渡り17カ所の漁場を開拓。箱館を基地とした上、造船所を建てるなどし、箱館発展の基礎を築いた。また、箱館の慈善や奉仕にも尽力し、日露間の紛争を円満に解決して両国和親のためにも活躍した。

 同祭りは、嘉兵衛の没後150年に当たる1976年、嘉兵衛の業績をたたえることにより、北方領土がわが国固有の領土であることの認識を広め、領土返還運動の機運を高めようと始まった。2006年8月にはその運動が高く評価され、同実行委が沖縄北方担当相から表彰を受けた。

 顕彰・慰霊式典には、高田屋嘉兵衛の8代目、高田嘉七さん(76)重豕・修覆斌鵤毅或佑了臆端圓・妬識卅{ロ阿剖未阿靴鬚気気欧襪覆匹靴晋紂・崟・餘匱卉罎裡隠或佑・峭眦腸芦妬識劼泙弔蟆仔・廚覆匹良駘戮鯤・爾掘・・脇・欅蕷爐舛咾辰蛎生櫃梁生殃・爾・圓錣譴拭・隠型佑里・錣いせ劼匹發燭舛琉卆・領匹こ櫃雲爾搬生櫃硫擦・{セ料阿北弔蟠舛い拭・r

 同祭りは27日、嘉兵衛像前で北方領土返還署名運動が、同市末広町のアクロス十字街で北方領土関係写真パネル展が行われる。時間はともに午前10時から午後4時。また、8月1日は午後3時45分から、嘉兵衛像前から西波止場までのパレードが行われる。問い合わせは同実行委TEL0138・22・1538。

提供 - 函館新聞社



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