町特産ギョーザ ニラたっぷり…知内屋1日から販売

update 2008/7/25 11:08

 【知内】「知内(まち)の旨(うま)い!を売る店」のキャッチフレーズで、地域に根ざした商品づくりを進める知内町森越16の食品業「知内屋」(齋藤秀美店長)が、知内特産のニラをふんだんに使ったギョーザを8月1日から販売する。専門業者と共同開発し、ニラ以外もすべて道産の食材を使用。25日午後5時から函館信金知内支店(町重内13)駐車場で行われる「チャリティービアガーデン」(知内商工会主催)での実演販売も決まった。齋藤店長は「知内を代表する商品の一つにしたい。ぜひ一度食べて、うまさを実感してほしい」と話している。

 ギョーザの商品化は齋藤店長が3年ほど前から構想を膨らませていた。6月に千歳市内に2号店をオープンさせた際、関係者を通じて紹介された食品製造の大手、楽楽食品(本社東京)の全面的な協力を得て実現した。

 東京のホテルニューオータニで中華料理長を務めた同食品の相良勇夫社長が、調味料の配合や味付けを助言。「栄養があって腹持ちの良いものを」と、コメ粉7割の特製皮を考案するなど、齋藤店長と相良社長がアイデアを出し合った。

 具は、細かく刻んだニラとキャベツに豚ひき肉とシンプルだが、独自の配分量で各食材のうまさを引き出したという。開発段階のサンプルの試食では「焼く前から強烈なニラのにおいがする」「臭いほどおいしい。それが一番の調味料」といった意見や感想があり、そうした声を生かして商品化にこぎつけた。通常のギョーザよりひと回り大きいのが特徴だ。

 齋藤店長は「焼き上がると香ばしいにおいで食欲がわく。栄養満点で元気もわく」と意気込んでいる。

 知内屋はことし1月から通信販売のみの受け付けを続けていたが、知内本店はこのほど店頭販売を再開した。引き続き通信販売も行っている。ニラのギョーザの販売価格などは今月中に決まるという。

 問い合わせは同店TEL01392・5・6600。ホームページアドレスはhttp://www.shiriuchi―ya.com

提供 - 函館新聞社



前のページにもどる   ニュースをもっと読む



ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。

ページ先頭へ

e-HAKODATE .com
e-HAKODATEは、函館市道南の地域情報や函館地図、旅行観光情報、検索エンジンなど、函館道南のための地域ポータルサイトです